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新しい惑星

2005年8月1日




先日、新聞にデカデカと「太陽系に新惑星を発見」といった内容の記事が出ていました。
見かけた方も多いと思いますが、いかがでしょう?
個人的にはちょっと記事を読んでワクワクしました。

それというのも、最近のオレの読書の方向性としまして
肯定派と反対派のような感じで言い分の違う本を読み比べたりしているのですが、
太陽系に惑星がまだ存在するなんて説は時代遅れのトンデモ話だという説が
学会でも強く支持されているからです。

そこにきて新惑星の発見というのは、科学の未発達さを思い知らされた一方で
ややもすれば空想がちとされた学説、または同じような説を唱えながらも
惑星の発見に至らず説を否定された過去の学者の意見が見直される点でも
興味深く感じてしまうのです。

ただ、この惑星は無数の隕石が連なる地帯にあるらしく
巨大な隕石の一つに過ぎないかもしれないので、まだ調査が必要だそうです。
そもそも岩と氷で出来てるとの話ですから星と聞いて想像するような景色でもないのでしょう。

そのあたりを踏まえると、たいしたロマンもないのですが、
それでも比較的近距離に惑星が発見されず存在していた事はオレとしては楽しい材料です。
もし人類が住めそうな環境の惑星を発見したとしても
実際にはそこにつくのにかかる時間が途方もない単位だったりします。

よくある例えですが、
「今光っている星の光は今から○○年前の光がようやく地球に来たものだ」とか
そういう規模の話が宇宙にはザラに存在します。
高性能な望遠鏡で宇宙人の住んでいる都市を発見しても
その宇宙人はもう絶滅しているかもしれないのです。

ですが太陽系の付近ともなると話は別です。
科学力の発達次第ではたどり着けるレベルだからです。
有名な反地球の存在はさすがにありえないとしても、
意外と近くに未発見の惑星はまだまだ存在していて、そこには宇宙人がちゃんと住んでいて、
もしかしたら自分たちが生きている間にその存在が明らかになったり、
交流できたりするかもしれないわけです。
それを想像するとなんだか楽しいですよね。

今現在は確認が出来ていませんが、宇宙生物は確実に存在するとオレは思っています。
火山の中にだって細菌なんかが生息しているのですから、
条件が悪くとも下等な生物だったら生存が出来るのです。
みんなが想像するような宇宙人の発見は近未来では期待できませんが、
生物なら可能性があります。
「ミジンコみたいな物が○○星から発見されました!」
なんて報道を見たところで、大した感慨もないでしょうけど・・・。