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トミヒル会

2004年12月19日




Maiは定期的に、高校時代の友達とちょっとしたパーティーのようなものを開いています。
それが、サイトで写真なんかも公開されていますがトミヒル会ってヤツらしいのです。
こういう集まりって、話だけで立ち消えになったり、2〜3回で自然消滅
なんてことが多いものですが、ずっと続いているので感心します。

オレの場合は、もともと大人数の友達でいたケースが少ないうえに、
その少ない友達の半数くらいが東京に行ってしまっているので、
数人で飲み会なんて滅多にありません。
そもそもみんな適当な人間だから、誰一人として幹事を受け持ったりもしないのです。
ふと名古屋に帰ってきて、その日急に電話をかけてきたと思ったら
「今日遊ばない?」とか言う人間ばかりなのです。

そこらへんから鑑みると、Maiの友達というか、トミヒル会は驚異的な結束と言えます。
オレらの場合だったら、「今日遊ばない?」に「今日は無理」と言ってしまえば、
次は半年なのか、一年後なのかも分からない始末。
定期的とはかけ離れています。
およそ月に一度のペースを保っているトミヒル会とは遠い存在なのです。

オレの友人達は面倒くさがりな面子ばかりなので、
定期的に会うことに決めたとしても、1回目の飲み会で計画は間違いなく頓挫します。
多分誰かが「じゃあ次の会は、1ヵ月後にネット上で」とか言って、
それを誰かが「それ、ただのチャットじゃん!」ってツッコミいれて、
「マジでチャットになったりして」って皆が危惧して、
結論的にはチャットすらしない・・・こんなところでしょう。

これが目に見えて分かるからこそ、
オレはトミヒル会のことを、ある種うらやましく感じます。
それと同時に、もっともっと続くといいなぁと思います。
やれたら素晴らしいけど、絶対にオレやオレの友人には出来ない類の付き合い方だからです。

だから、オレはMaiがトミヒル会に行って、
その日の話をオレに説明してくれるのが、けっこう好きです。
あいかわらず「○○ちゃんが××で」なんて言われても
「○○ちゃんってダレ?」なオレですが、それでも何となく楽しいのです。

そもそも、オレは名前を憶えるのが苦手です。
高校時代はコースが決まってからクラスが2年間変わらなかったのに
最後まで名前の知らない子が数人いたし、
考えてみたら大学なんて4年間クラス変わってないのに知らない名前の子だらけです。
まして直接会ったことのない人物の名前など・・・。
考えただけで高すぎる壁に愕然とします。

そんなオレを見かねて、Maiは
「暗記して!」とか、「一回参加しない?」とか言うこともありますが、
前者も後者もオレにはちょっとスパルタ教育すぎます。
そもそもオレは人見知りの激しい、シャイな青年なのです。
会に参加して、実戦形式で一気に暗記だなんて、過酷過ぎます。
なにせオレは、Maiといる時にトミヒル会のメンバーの誰かと街で偶然会った時、
その都度一人ずつ憶えていこうと気長に考えているのですから・・・。