でも、こんなに観光の時間がとれると思っていなかったので、
オレもMaiも下調べはそこそこにしかしていませんでした。
旅行本は買っていましたが。
ちょっと行き当たりばったりな感じもするけど、それはそれで楽しい旅でした。

大阪といえばたこ焼きですよね。
もちろんオレとMaiも食べてきました。
・・・と言いたいところですが、お昼はMaiの希望で明石焼きになりました。
やわらかくておいしかったですよ。

そうそう、Maiときたら大阪まで来て五右衛門（パスタ屋さん）に
いつもどおり惹かれていました。
どこに行っても好きなものを食べたがる。
まあ、ある意味で一番正しい食の選び方かもしれませんね。

大阪でカルチャーショックってわけでもないけれど、
なんだか違和感があったのが、ショッピングモールに観覧車が付いていたこと。
今では名古屋でも同じようなものが出来ましたけど、
採算は取れているんだろうか？とか、色々と考えてしまうほど異様でした。
結局、「こんなのがあるんだねぇ」なんて話をしただけで
乗ることはありませんでした。

大阪で食べた夕飯はそういうこともあってかイタリアンでした。
地下街で散々歩き回った挙句にフツーのレストランに入りました。
結構美味しかったような記憶があるのですが
これといって珍しい経験はできなかった夕飯でした。

夕飯よりもある意味で盛り上がったのが電話でした。
電話？と思う方もいるかもしれませんが、
タダでかけられる公衆電話を初めて見かけたのが大阪だったんです。
かける前にＣＭを見ないといけない以外は普通の電話なのですが、
これを発見したMaiは大ハシャギでした。
意味もなく母親に電話をすると「この電話はタダなんだよ！」と、今度は自慢。
もしかすると一番テンションが高まったのは、この時かも。

それと、もうひとつ変なエピソード（？）を。
日記を読んでくださってる方にはおなじみかもしれませんが、
呆れたことにオレとMaiは、この旅の間にも
疲労を回復させるためにマッサージチェアのお世話になりました。
なんていうか「ビックカメラ」を見かけると、
ついついマッサージチェアの存在を思い出してしまうんです。

そういうわけですから、この旅行で一番安らいだのはおそらくビックカメラなんば店です（笑）
「こんな所まで来て、わざわざ行くなよ・・・」なんて思う方もいるかもしれませんが、
それはそれで面白かったです。
関西のおばちゃんってずうずうしいイメージありませんか？
よくＴＶなんかでも、そんなふうに言われますよね。
そのせいなのかどうなのか分かりませんが、名古屋に比べると
マッサージチェアの使用時間を守るように書かれたプレートの語感がキツメだったんです。
まあ、そんなぐらいしか思い出がないと言えばそうなんですけどね・・・。

当初の目的が旅行じゃなかっただけに、慌しい一日ではありましたが
テレビで見かけるような有名な場所は一通り見て来れたし、
なんだかんだいって、二人には楽しい旅行になっていたのでした。

お・わ・り

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