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永楽のゆ
岩盤浴でデトックス  2005年11月3日


永楽のゆ」は桑名にある岩盤浴や銭湯、韓国料理なんかが楽しめる健康施設です。
体から毒素を積極的に排出する行為「デトックス」。
最近では若い人の間でも注目されているからか、
老人ばかりのイメージがつきがちな健康施設にもかかわらず、
幅広い世代の人たちで賑わっていました。

上に書いたように、桑名にあるものですから、ここにはMaiカーを使って行くことになりました。
行きはMai、帰りはオレが運転当番です。
オレは当初、Maiは一度行ったことがあるから道は知っているのかな?と思いました。
ところが、そうでもなかったようで、地図を見ながら行くことになりました。
でも、地図はそんなに詳しく書いてないし、目印のガソリンスタンドはどうもつぶれたっぽいし、
一番地名が知りたかった交差点だけ標識や看板がなくて見過ごしてしまったし・・・で、
ちょっと迷いました。
そんなこんなで、Maiはややパニックです!
ともかく、慎重に来た道を戻ったりしながら、目的の交差点を見つけ出しました。
そこからは順調だったので、よかったのですが・・・(笑)

この「永楽のゆ」は、いろいろなものが揃っているので、自分で持っていくものは、
発汗房での汗拭きタオル、入浴後のバスタオル、髪を乾かす用のタオル、
替えの下着、女性なら顔の手入れに必要なもの一式?くらいでOKです。
館内ではお金を持ち歩くのは危ないので、財布を含めた持ち物は全てロッカーにしまいます。
そのかわり、食事時などの支払いや自動販売機でドリンクを買う時などは、
ロッカーの鍵がついているリストバント?のバーコードをかざします。
館内での全ての支払いは最後にカウンターで行います。

館内はいわゆるスーパー銭湯みたいなゾーンと発汗房ゾーンにわかれています。
発汗房には、薬草岩盤温熱、岩塩浴、セラミック温足、雪風呂があります。
基本的なコースとしては、発汗房でしっかり汗をかいてから銭湯でさっぱりする感じで、
オレとMaiもそれにならって動きました。
ここの施設内では通常、館内着を着用します。
決してオシャレじゃないけど、汗をよく吸うし通気性もよいらしいので、
あるのとないのとでは体感度は大違いなのかもしれません。
見た目は丸っきり学校の体育ジャージですが・・・。
発汗房ではすごい量の汗をかくので、館内着の下に下着は着ない方が良いです。

最初に入ったのはパキスタン産の岩塩が使われているという岩塩浴で、
薬草岩盤温熱と比べると室温が高めの設定でした。
最初はたいしたコトないと思っていましたが、数分で
それほど暑さは感じないのに汗だくになりました。
普段、全然汗をかかないMaiも、ふつふつと汗がでるよう。
これなら、たっぷりのマイナスイオンの中で
どんなに新陳代謝が悪い人でもスッキリと気持ちのいい汗を流せそうな感じです。

これで体が火照ったら、人工雪が降るかまくらのような雪風呂で体を冷却。
こうすることで、筋肉に刺激を与え引き締めたりするそう。
もともと韓国の方で出来た健康法だからか、韓流ブームの影響をもろに受けていて
ヨン様のポスターがありました。
完全に凍りついていたけど・・・。

それから、薬草岩盤温熱に入りました。
岩塩浴と基本は一緒ですが、こちらは岩塩ナシ。
そのかわり、「薬宝玉石」という岩盤が使われています。
これは韓国式サウナなどでもよく利用されている岩盤で、
ミネラル成分を多く含み、遠赤外線を放出するんだそうです。
部屋には薬草袋なんかもあって、ちょっと不思議なニオイがしました。
アロマ効果もあるかもしれません。

最後にセラミック温足にも行きました。
ここは足湯の足が濡れないバージョンで、セラミックボールによる足湯はなんか変な感じ。
足つぼも同時に刺激されるらしいけど、どうなんでしょう?
Maiがはじめに忠告してくれたように、足の指の間にボールが入って、
違和感を感じまくりました(笑)
それにしても、ここに入るとズブズブと足が沈んでいきます。
(無意味だけど)どんなに沈まないように努力してもやっぱり沈んでしまいます。
底なし沼とか、あり地獄ってこんな感じかもしれないなぁって思いました。
まあ、随分と健康的な底なし沼だけどね(笑)

発汗房にはインターネットやゲームが無料で使える部屋もあり、ちょっとだけのぞきましたが、
これは家でもできるのですぐに退散しました。
発汗房に飽きてきたらここで遊んで、また発汗房に行く、ということができるので
施設を長時間利用したい人にはありがたい配慮ですね。

お昼になっておなかもすいてきたところで、ご飯に行きました。
ここでは韓国料理を食べました。
オレは豚の焼肉がのったドンブリ物のセットで、Maiは石焼ビビンバのセットでした。
辛いものが苦手なMaiですが、これをつけないとチュ・ジウになれないとかなんとか言い、
ふざけながらコチュジャンをビビンバに足していました。

お、Maiにしてはやるじゃないかと思って見ていましたが
どうも入れすぎたようで、苦戦していました。
食べてみましたが、最初の状態とどこが違うか分かりません!
これじゃチェ・ジウには程遠いなぁ・・・。
というか、チェ・ジウって辛いもの好きなの???

でも、Maiって韓国人と比べてとかじゃなくてごく一般的な日本人と比べても
辛いものが苦手だと思います。
Maiの口の中は敏感すぎるようで、甘口カレーでも辛さを感じるし、寿司はサビ抜きだし、
マスタードやなんかも絶対無理という感じです。
そんなMaiが今日、オレがちょっと辛いなぁと思うキムチを警戒心なく食べて咳き込みました。
必死な形相のMai、急いで水を取りに行くオレ(笑)
他のお客さんは、喉になにかつまらせたと思ったでしょう。

食後はもう一度発汗房に行き、しばらくして銭湯にも行きました。
ここは沢山の種類の風呂があるので楽しいです。
でも、今までは男女共有の施設だったのに対して、ここはもちろん別々だったわけで、
話し相手がいないせいか実を言うとちょっと時間をもてあましました。
大体の男はそうだろうけど、そんなに長湯じゃないしね。
Maiの方は待ち合わせ時間ギリギリまで楽しんできたようです。

一応内容を紹介すると、弱と強の2種類のジェットバス。
備長炭でお湯がマイルドになってる風呂。
電気が流れてる風呂に、泡風呂、水風呂、ボディシャワー。
それから人工温泉になってる露天風呂もありました。

Maiは強い方のジェットバスに注目!と言っていました。
老人を殺すことも可能な勢いだそうです(笑)
楽しみにして使ってみたけど、うーん・・・。
場所によっては気持ちいいを通り越して痛いです(笑)
ちなみにオレのオススメは・・・マニアックに備長炭!
なんの変哲もない風呂だけど、すごくお湯がマイルドでした。
触った感触でそんなことが分かるって、備長炭の効果、なにげに凄くないですか?
ああ、それからMaiは電気湯はNGらしいです。
気持ち悪くて、すぐに逃げ出したそうです。
面白いから、今度電気サロンパスでもコッソリつけてやろ。

お風呂を出てからは、コーヒー牛乳とフルーツ牛乳です。
もちろんビンのヤツを買って、一気飲みです!
でも、オレはフルーツ牛乳を買ったつもりなのに
色がそっくりなまがい物のオレンジ牛乳でした・・・。
味は・・・似てるけど奥深さがない!!・・・って
じゃあフルーツ牛乳は奥深いのかといわれると疑問ですが。

あとはMaiカーで帰るだけでした。
帰りの当番はオレなので、オレの運転です。
Maiときたら「帰りは道が分かってるし、安心でいいよね」とか
「Maiは本当に行き、不安だったんだよ!」とか「Maiは地図ちゃんと読めるよ〜」
とか言ってたクセに、速攻で嘘の道を教えてくれました(笑)

オレが「こんな山道通ったっけ???」と聞くと、「来てないねぇ」と気がついた様子。
行き同様に迷ってるわけですが、オレが運転してるし、
そもそもオレがイライラしたり、焦ったりしないで「のほほーん」としてるからか、
Maiにも危機感がありません(笑)
「冒険でもしよっか」って言いながら地図を見ると
どうも大通りで行きに通った道と交差するようでした。

てんで大した冒険もできないまま、普通にもとのルートにのっかると、
あとはダラダラと家に向かいました。
それにしてもオレとMaiって、「帰りは道を知ってるから迷わないね」って
いっつも油断して迷ってるなぁ・・・。
津具高原のキャンプに続いて、ここでも変なルートを通った二人なのでした。

お・わ・り

 

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