お寿司と桜海老アイスと蟹! 2006年12月2日
あんまりお金をかけるわけにもいかないし、
でも旅行には行きたいし、って時に最適なのがバス旅行(笑)
過去に2回行って、どっちも内容が濃いわりに安かったので
今回もいいかも!って感じで行ってきました。
今度の行き先は静岡です。
お買い物大作戦と銘打った今回のコースは
富士山を見ながらのクルージング、
日本平でお寿司の食べ放題、
お魚センターでの買い物、
ワサビ工場での辛み体験、
そしてお茶工場の見学、と忙しないもの。
って、なんだか今見ると、前半に華が偏ってますね(笑)
毎度毎度期待はするんですけども、どういうわけか
修学旅行も含めて、かわいいバスガイドさんに会った事のないオレ(笑)
今回の人も(失礼ながら)かわいいとは言い難かったので、
Maiにそんな話をしてみると、Maiも会った事がないと言います。
顔で選んでいそうな職種なのに・・・不人気なのかな???
隣の県とはいうものの、やはり静岡まではそれなりに時間がかかります。
高速にのって、インターにも寄ってきました。
インターに寄る前には、ガイドさんが
「まだ長いから、トイレに必ず寄って下さい」と言いました。
どうやら、本当に行くまでが長いようです。
富士山が遠くに見え始め、暫くするとやっと最初の目的地に。
清水エスパルスの施設だか、アミューズメントパークだか知らないけど、
そんなような建物を横切ると、フェリーが泊まっていました。
どうやらそれに乗って、海を移動するようでした。
クルージングっていうほどのロマンチックさや優雅さはなさそうな
いたってフツーのいでたちの船ではあるものの
やっぱり普段しないことだから、わくわくしました。
年間で100日程度しか富士山は見れないらしいのですが
この日は運が良すぎることに、完璧なまでの晴天。
しっかりと富士山が見えました。
このクルージング、最初は1階席で窓辺に座っていた二人。
でも、どうせならと甲板に出てみました。
もうすごい海風で、Maiなんかドラゴンボールのキャラ!?ってくらいに
髪の毛が逆立ってしまったんですけど
見晴らしはいいし、たくさんの鳥が船を横切っていく姿や、
眼下でヨットをしている人なんかも見られたから大満足。
短い時間だったけど、エキサイティングでした。
でも、クルージングに必然性があったかというと、それは「???」
船から慌しく降りると、先回りしていたバスが待ち構えていて
さっそく次の目的地へ連行されました(笑)
第二の行程である「お寿司の食べ放題」は
パンフレットで見た段階から案外自分達が食べられる種類が多くて、
「おおっ!」と思っていました(笑)
魚類が食べられないわけじゃないけど、オレもMaiも共通して
その他のメニューであるエビ、カニあたりの方が好きなんです。
で、ネタ表を見てみるとエビ、甘エビ、イカ、イクラ、ウニ、カニ汁・・・。
なんだか、マグロとアナゴとサンマ?しか魚らしい魚がいない顔ぶれ。
主催者とは気が合いそうな予感です(笑)
とは言うものの、ただでさえ安いバスツアーの昼食なので
ネタの質としては回転すし並のものばかりではありましたが・・・。
ただ、回転すしには行きまくっている二人なので
「2貫で100円とすると・・・」なんて、食べた量を換算したり(笑)
え、そんなことをするのは、オレたちだけじゃないですよね?
皆さんもついつい計算してみたくなりますよね・・・?(不安)
一応、バス旅行代を全部寿司で取り替えそうと試みましたが
当然ながら、さすがにそこまでは食べれませんでした。
そんなオレのバカな食べっぷりを評して、二人で
「朝と夕で写真に写ってる人の体型が変わってたりして・・・」
なんて危惧をしたりもしたんですけど、大丈夫だったかな・・・?
この日本平はヤギはいるし、ヘンテコなアイスは売ってるし
なんだか妙な所だったせいか、逆に印象が強いです。
いったい誰が考えたか知らないけど、桜海老のアイスがあるんです。
冒険心のないMaiは静岡抹茶とバニラのミックスソフトを望んだけど、オレは違います!
美味しいアイスは地元にあるけど、桜海老みたいな珍商品は
間違いなくここでしか出会えないでしょう。
万が一、奇跡的に美味しいってこともありえるし、
別に大した額じゃないし、勢いで買ってみました。
・・・ふ、ふつう!・・・よりややマズイ。
でもMaiには相当アウトな味だったみたいで、「寒いし半分こだね」って買ったのに
全部押し付けられました(涙)
よく見ると、黒い粒々があるこのアイス。
エビで黒い部分って目玉しか思い浮かばないんですけど・・・。
きっとこれがパッケージ入りの商品だったら
「まれに黒い斑点が入っていますが、桜エビの目玉ですので品質に問題はございません」
って書いてあるんだろうなぁ・・・。
ほんのりレッドのアイスを片手に、若干ブルーになってバスに行くと、
ガイドさんに「寒くない?」と言われました。
忘れようとしてたのに、痛いとこ突くなぁ・・・。
次の焼津さかなセンターでは買い物をしました。
同い年くらいのカップルも1組だけ同じバス旅行にいたんですけど
直前にもらったセンターの地図を見ながら
「センターの横にすかいらーくあるよ。行く?」
などとその二人が話しているのをオレは聞きました。
これが今どきの若人の1時間の潰し方なのか・・・。
一方のオレときたら、同じ地図を見て
「すげえ!地図上ではセンター内のトイレとすかいらーくが同じ大きさ!」と
地図がさかなセンター贔屓な縮尺で書かれていることを発見して
Maiと二人で大喜びしていたのに・・・。
そんな二人なので(そのうえ寿司とアイスで満腹なので)
当然、そのカップルのようにアフタヌーンティーなどするわけもなく
二人してたっぷり一時間、生臭い市場を闊歩してきました。
大須なんかも、お店がたくさん軒を連ねていて活気がありますが、
市場は似ていても、またちょっと違いますよね。
ここで、ぼけーっと歩いていたら、ある店のおばちゃんに話しかけられました。
どっちみちカニの良し悪しなんて素人には分からないので
まけてくれるしってことで、オレもMaiも購入(笑)
こういう市場って、多分どこのお店も言えば値引きするんだろうから、
置いてある値札の値段は当てにならないですよね。
結局、ものの相場がよく分からなくなってしまう不透明なシステムが、
醍醐味でもあり、ネックでもあるんだよなぁ・・・。
それからわさび工場で、辛み体験っていうのに行きました。
辛みっていうからには、食べるんだろうとふんでいたのに
なんとまあ、着いてみると予想外の展開。
ワサビ工場内の空気は、ツーンとして刺激的なんですよ!っていう話。
ああ、辛味じゃないんですね・・・。
オレは比較的大丈夫だったクチなんですけど、参加者のなかには
「これはアウト!」ってくらい苦手な人もいるみたいでした。
Maiは、この見学の行程で工場のおじさんから、
お刺身に対する正しいワサビのつけ方を聞いては「ほほ〜」と感心してたけど
どうせつけないでしょ、君は!!
お寿司でもサビ抜きが好きなお子様ですからね・・・。
それから、このワサビ工場に行く辺りでオレはあることに気がついたんです。
そこでMaiにそれを告げます。
「今回のガイドさんって、毎回毎回トイレに行けって言わない?」
ワサビ工場の後はお茶の工場と茶畑の見学でした。
なんか旅の後半は小学生の時にあった社会見学みたいですね(笑)
どんな施設なのかも気になりますが、それと同じくらいに
さっきの発見が正しいのか、オレもMaiも気になっていました。
すると・・・「ここを出るとしばらくトイレに行けませんので必ず・・・」
ま、まただ!また言ってる!!!
しかもこの人、いつも「必ず」って言うんだよなぁ・・・。
さて、なにはともあれ、このお茶工場は
入ってすぐに温かいお茶が出てきたので嬉しかったです。
これがお土産コーナーの試食にあうんですよね〜。
さすがにお茶の産地だけあって、お茶請け菓子のクオリティも高い!
ただ、お茶の工場そのものは、時間も時間だったからか、それとも曜日のせいか
はたまた季節の問題なのか、動いてない箇所が多くて見ごたえなし(涙)
どうせ動いてても、大してエキサイティングだとは思えないから構いませんが。
こうやって書いてみると、なんだか尻すぼみな展開ですが、
知らない場所に行って普段なら見られない場所を見てこれたので満足です。
Maiも、めまぐるしく行き先が変わるので飽きてなかったし
色々お土産もついてきたし、なかなかお得なツアーでした。
今回もかなり楽しめたので、バスと調子に乗って
また春ぐらいになったら、どっかに行ってこようかな?
なんて思った二人でした。
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