この後は琉球村に行きました。
行ってみると、オレは高校の時に一度行ったことのある場所でした。
でも記憶にあんまり残っていなかったので、充分楽しめたんですけどね。
ここでは３Dハブショーを見ました。
Maiはこの手の生物が大の苦手。
幸運になれるからという理由でみんなが触っていた無害のヘビからも、
勢いよく逃げていました。
Mai以外の全員が触ったというのに・・・。
オレとしては前日のナマコとどうちがうのかが解らないところなんですが、
Maiの中ではナマコはセーフで、ヘビはアウトのようです。

琉球村ではハブショーの他にも、色々と楽しみました。
Maiが気に入っていたのは水牛で、この牛とは記念撮影もしました。
その付近で園内でだけ使える小判も買いました。
ちょっとだけ買い物がお得になるし、記念に持ち帰ってもいいからです。
くだらないことかもしれないけど、旅行を楽しむにはこういうことに「のってあげる」のが大切。
深く考えずに、村の人が考えたプランを実際に楽しんでみようというのです。

さて、これを使って食べたのが、ポーポーとヒラヤーチーというもの。
ポーポーはホットケーキを黒砂糖風味にしたものという感じ。
ヒラヤーチーは・・・冷めたネギ焼き？
ちょっと臭かったですね。
正直な話、ポーポーは美味しかったけど、もう一方はきつかったです。
でも、そういうコトの方が思い出になるんですよね。
だから食べてよかったです。
もう二度と食べないし（笑）

この琉球村で困ったのは、Maiが紅型を熱望したこと。
「彼氏なら彼女にそれくらいの衣装を快く着させてやりなよ！」って思うでしょうが、
オレだってそんなことなら快諾します。
ところがMaiときたら、オレに言うんです。
「いっしょに着よう！」
南の島まで来て、わざわざお金を払って、
若い女の子達の行列の最後尾に並んで誰が女装するかっ！！
強く拒絶をするものの、Maiは一歩も引かず
「大丈夫、ばれない」とかなんとか根拠のない説得を続けます。
結局は着なかったのですが（当たり前）、Maiだけでも着ればよかったのに・・・と思うオレです。

琉球村ではヤシの実のジュースも飲みました。
本当にヤシの実を丸ごと使ったジュースです。
みなさんも、一度は飲んでみたいと思ったことがあるんじゃないでしょうか？
味は・・・イマイチでした。
もっと甘いかなぁと期待していたのですが、
実際は甘みの少ないスポーツドリンクみたいでした。
砂糖を入れたらもっと美味しくなりそうなんですけどね。
この味は、オレ的にはダメだったんですが、
Maiはオレよりはイケル口だったようで、けっこう飲んでいました。
オマケで付いてきたヤシの実の刺身（むしろ刺実？）はイカの刺身のような感じでした。
これもオレは微妙だったんですけど、Maiは大丈夫みたいで、大半はMaiが食べました。
珍味は大体アウトなMaiなのに、今回の旅では意外と大丈夫そうでした。

これらをつまみながら、琉球音楽のショーを見ていたのですが、
Maiはこのショーの演奏者の人とも写真を撮りたがりました。
他に並んでいるのは外人ばかりでした。

この後は首里城に行く予定でしたが、残念ながら前回の旅同様に、今回も行けませんでした。
那覇市内は渋滞が多いようで、閉園ギリギリくらいにしか辿り着けなかったのです。
仕方なく直接ホテルに行ったのですが、
この日の沖縄都ホテルは微妙でした。
やっぱり那覇市内だと窓からの景色も普通の町並みだし、
泊まるなら郊外まで行ったほうが雰囲気はあるなぁと思います。
ただ、空港までが近いので、最終日にドタバタしないで済む点は
見逃せないポイントだと思います。

また、ここはDFS（免税店）のシャトルバスが停留する地点でもあります。
だから、ホテル自体で遊ばなくても、楽しい一日が過ごせます。
MaiはこのDFSに行きたいと言い出しました。
もともと空港内にあるDFSには行く予定でしたが、初日に泊まったホテルで
別の新しくできたＤＦＳのオープニングプロモーションのプレゼントサービス券を貰ったので、
そっちに行ってみたくなったのです。
本当に今回の旅では、沖縄ロイヤルビューホテルから色々貰っていますよね。
ありがたや、ありがたや。

それでまあ、新しい方のDFSに行くことになりました。
そこに行くと、粗品も貰えるようだったし、
フードコロシアムという各国の食事が楽しめる施設もあるようでした。
これを見逃す手はありません。
そこで早々に買い物を済ませたら、さっそくフードコロシアムに行きました。
色々な国の料理があったけど、結局エスニックとイタリアンに落ち着いた二人は、
コロシアムの最上席で食べました。
高級感がある割に、値段は手ごろだったので、楽しめました。

帰ってきてからも、DFSのことについては話をしたのですが、
二人ともMaiの相手をした店員のお姉さんの話になりました。
Maiは「あのお姉さん、すごい腕の毛だったよ」と
オレにいらないトリビアを報告してくれたのですが、
オレはMaiが商品の解説をうけている間、Maiよりも暇だったわけで、
お姉さんは腕毛だけじゃなくて、アゴから喉にかけての毛もすごいことまで発見していました。
なので、Maiに教えてあげました。
ああいう売り場は、ライトアップされていて、
非常に毛が目立つ場所なんだと学習することができました。
外人はムダ毛の処理をあんまりしないっていうし、
あのお姉さんも、日本人ながらにきっとそんなコダワリをもっているのでしょう（笑）
さすがDFS。

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